医者の無駄話から

思考回路

南米のとある国に住んでいた時に、
日系人医師にかかっていました。

ビルの一室が診察室。
レントゲンや、エコーなどの設備もない、
小さな空間は、診察室と言うよりは、
先生の部屋にいるような感じでした。

先生は丁寧に問診と診察をして、
必要なら外部での検査をオーダーする方式。

自分の五感をフル稼働しての診察は、
時間も、たっぷり使う。

診察が一通り終わると、先生の無駄話が聞ける。
私はそれが楽しみで仕方なかった。

今日は、とっても印象に残った、医者との無駄話をご紹介します。

でも、この医者と私の主観が大いに入っている内容なので、
あまり、真に受けないで頂きたいのですけどね・・・

読んだ方がそれぞれ何かを考えるきっかけになれば
嬉しいな、と思います。

日本人の2人に1人が何らかのアレルギー疾患

https://cleanair.or.jp/air-risk-zero/605

この事実を知ったのが、まさにこの医者との無駄話でした。

「日本人は、2人に1人が何らかのアレルギーがあるんだよ。
こんな国、他にないよ!

それなのに、日本人はなんの危機感も持ってない。
何か原因があるはずなのに、なにも考えない、疑わないなんて

恐ろしい事だよ。」

何も考えない日本人代表の私に、
医者は、そう力説した。

その時は、
(この医者無駄話すきだなーwww)

位にしか思ってなかったのだけど、
この会話は、私がモヤモヤしていた事を
よくよく考えるきっかけになった。

欧州での経験。

南米に住む数年前は、欧州に住んでいた。

うちの子供にアレルギーの類はないのだけど、
周りには、けっこうアトピーの酷い子供がいた。

そういう子どもを持ってると、
親はやっぱり心配で、日本のかかりつけ医から
念のため、使い慣れた薬を山のように持参する場合が多い。

しかし、多くの場合、杞憂に終わる。


うちの子、もう見てられないくらい酷いアトピーで、
かゆくてかゆくて、顔も首も全身カサカサだったの。

と言ってる子供の肌が、アトピーだと言われても
パッと見、分からない位、綺麗なのだ。

信じられない事に、欧州に引っ越してから、
薬も全く使ってないと言う・・・

ただ、住む場所が変わっただけで、ここまで
アトピーが改善するって、どゆこと?

欧州にいたころ、こういう子どもに何人か遭遇した。

空気か、食べ物か、水か、湿度か・・・
何かか、全てか、日本の何かがダメなんだろうな。。。

なんて、ぼんやり考えて居た事を思い出した。

食材に対する懸念

海外にいる多くの日本人は、


「日本の食べ物が一番安全で、美味しい」

と思っていて、
高価な日本食材を買う人もたくさんいた。

でも、前述したアトピーが改善した話を見聞きしたり
医者の無駄話を反芻するうちに、
日本の食材に疑問を感じるようになっていた。

海外のスーパーでは多くの食材が量り売りで、
野菜や果物、パンなどは自分で必要な分だけ
選んで買うのだけど、香りが重要!!!

でも、日本の野菜には香りがあまりない。
これは、どういうことなんだろう・・・

日本の食材が一番!

海外生活で日本を外から見て、
この考えは間違っているのではないかと、
モヤモヤしていた考えが、
はっきりとしてきた。

添加物まみれ・・・

医者の無駄話には、続きがある。

「日本は、添加物大国で、
他の国がとっくに使用を禁止してる添加物を、
平気で使ってる。何にでも、

”調味料(アミノ酸等)”

が使われてるの知ってる?」

私は、家に帰ってから日本から持ってきた
食材をチェックしたら、こんなものにまで?
という位、アミノ酸等が添加されていた・・・。

知らないでは済まされない、
添加物の話↓ぜひご一読頂きたい!

【危険性検証】何にでも入っている「アミノ酸等」って一体何?
スーパーで調味料や加工品の原材料を確認すると、ほとんどの確率でこのアミノ酸等を見かけます。 ポテトチップスやお…

売る側、買う側の好都合

添加物を使えば、コストを抑えて
保存性や、発色、旨味を出せるから売る側には
好都合。

手軽に美味しく、
しかも出来るだけ食費を安く抑えたい買う側には
添加物たっぷりの日持ちして、安価で美味しくてきれいな
加工品は好都合。

よその国で規制され使えなくなった添加物や
遺伝子組み換え食材を、なんでも、
”いいよー”
と使ってくれる日本、海外には好都合?

マスコミを信じて
これを食べれば健康で長生きできる!
っていう食材に群がる日本人は、
どっかの誰かには好都合?

自分がどっかの誰かに都合の良い人になってないか、
時々考える必要があるのではないか・・・?

色々、ルーズすぎる

日本の食は、企業側に有利だ。
表示の規制は緩いし、抜け道も多い。

例えば、フランスだと、
バゲットについて、形、長さ、重量、材料などで、
そのパンの呼び名がそれぞれ厳密にきめられており、
それ以外のものは、その名を語ると法律に反する。

ベルギーのチョコレートは、
カカオ豆100%と法律で決められている。

ドイツのビールは、
大麦、ホップ、水のみから造らなければいけない。

などなど・・・

日本の食パン、定義がないから、
菓子パンみたいな生食パンも、”食パン”
もはや、なんでもありの、無法地帯。

値段には意味がある。


現状、添加物がないものを探すのは難しいし、
安全なものは値段も高い。

現実を変えるのはかなり難しいと思われる。

でも、値段というのはやっぱり品質を
表しているのだ。

安すぎるものは、疑うべきだと思う。

値段には意味がある。
作った人か、店の人が損して泣いていないなら、
それは危険なものが含まれていて、
それを買った人が後々泣くことになる。

偽物の美味しさと安さに陶酔している間に、
本物は、庶民が買えないような値段に
なってしまった・・・。

子供たちの代になったら、
どうなってしまうんだろう?
日本の食は。

自分の主観を交えて、つらつらと食品について
書いてきました。

自分が普段食べてるものの正体を知る事が大事。
疑ってみるのが大事。
調べてみるのが大事。

必要な情報は人それぞれ。
だから、初めにも書いたけど、
この記事を鵜呑みにしないで下さいね~

コメント

タイトルとURLをコピーしました