前向きに諦めよう。

思考回路

日々のちょっとした小さなこと、
ずっと考えていた大きな夢、
自分の人生にとって、どのくらい重要か・・・

諦められないものの中には、
本当はどっちでも良いものも沢山含まれている。

これまでの人生において、
何度も何度も私の前に現れた壁が、

「語学」

まぁ、主に英語なのですが。
実は、短大時代の学部は英米文学専攻だったし、
入社した会社でも、海外がらみの配属だった。

会社時代は若さと愛嬌でスレスレ乗り切ったけど、
オットの海外赴任に帯同した時は、
やばいと思った。

本当にちょっとしたことが
聞き取れない、伝えられない。
ちょっと勉強してみても、全く功を奏さず、
段々と、
喋らなくても良い生活パターンを選択し続けた。

もちろん、現地の友達なんて出来るはずもない。

その後、もう一度別の国へ行くことになるが、
結果は全く同じ。

通算、5~6年海外で生活したのに、
まともな語学は何も習得できなかった。

帰国してから、自虐的に

「海外で生活した人がみんな語学できるように
なる訳じゃないから!」

とか何とか吹聴していたが、
ずっとずっとコンプレックスだった。

言葉ができたら、もっと充実していたはず。
言葉ができたら、もっと楽しかったはず。
絶対に。

頑張っていたら、違った結果になっていた。
でも、頑張れなかった。
私は、頑張れなかったんだ。
向いてなかったんだ。

ずっとそんな事を思いながら、50歳になった。

ここから、一念発起!
一から語学を学びなおします!!!

なーんて、言えればカッコいいけど、
そんな予定はなし。

実は、最近、
あっけなく諦めるきっかけがありました。

こちらの調理道具一式は、
大学で一人暮らししていた娘のもの。

就職を機に引っ越す事になり、
私には、もう必要ないと、我が家に送って来たのです。

引っ越した先で新しいものを買うのかと思いきや、

『もう、二度と自炊はしない』

と高らかに宣言した。

大学時も、調理器具を使用したのは、
最初の数か月だったのです。
調理器具どころか、
炊飯器、トースターすら使っていなかった。


彼女にとって必要なのは、

  • 洗濯機
  • お気に入りのカップと少しの食器
  • 電子レンジ
  • 電気ケトル

以上なのです。
冷蔵庫すらなくても良いと。

→私のニーズで買い与えました(^-^;

自分が今どきの若い子を理解してるとは
決して思っていないけど、娘に対して

女の子なら、料理ぐらいできないと。

なんて、これっぽっちも思わなかった。
むしろ、良い選択をしたね!と思った。
不思議な事に。

自分で作らなくたって、
好きなものが好きな時に食べれるように、
それをモチベーションに稼ぐ。

のだとか。

実に、潔い。

自分の得意な事で勝負する。
苦手な事はしない。

別に、悩んで悩みぬいて考えて決めた
訳でもなくて、
シンプルにそういう事なのです。

私の”語学”は、つまり娘の”自炊”な訳です。

娘に自炊をして欲しいなんて、思わないし、
本人も、自炊を必要としていない。

私に、英語ができるようになってほしいなんて
誰も思っていないし、
今の自分も、必要としていない。

私は、ずっとコンプレックスだった語学を
あっさりと諦めた。

オットにこの一連の話をしたら、

「英語も出来ないのに、海外で生活して
 あれだけ好きなこと出来てたんだから、
 普通にすごいことだと思うけど」

と言われ、
私の、語学出来ないコンプレックスは、
終わりを告げたのである。


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