ネガティブが基準

思考回路

娘は映画を観るのが大好きで、
大学生になってから、かなり色々な映画を観ているという。

会った時に、

「一番好きな映画はどれか?」

と聞いたら、即答できず。
たくさんみて、好きなのがたくさんあるので、
迷ってるのかと思ったら・・・あまり覚えていない。

それなのに、
嫌いな映画、見て時間が無駄だったと感じた映画は、
いくつかタイトルを即答した。

単純に、好きな映画はたくさんあって、
嫌いな映画は少ないから?とか思ったのだけど、

自分も、過去にみた映画を思い出すと、
もう二度と見たくないような映画の方を思い浮かべる。

一昨年みた邦画で、どうにもこうにも理解に苦しむ映画が
あったのだけど、(一応最後までみた)
驚いたことに、
私は、未だにその映画の意味を考えている事がある。

これは、いったいどういう事なのか・・・
私がアホなだけなのかと思っていたが、
調べたら、ちゃんとした理由があった。

人は、ネガティブが基準なのです。

分かりやすい文章で、私にもすーっと理解できたので、
下記リンクを貼らせて頂きます。

社会人のスマホ学習ブログ

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生きるために、脳はネガティブな思考が常に優位に働いている。

自分、ネガティブ思考だ!

と思ってる人も多いと思う(私もそう)けど、
ネガティブが人間の標準なのですね。

ネガティブであることを気にする必要はないってこと。

通っている心療内科の先生は脳の研究をされてた方なんだけど、
脳は人間が誕生した大昔から変わらないのに、
人間を取り巻く環境が大きく変わって、
色々と不都合が生じている。

と言っていたけど、まさに、このネガティブ思考もそう。

命を守るための本能として、
食べる、寝るなどのポジティブな事よりも、
危険を予知して逃げる、などのネガティブが優位に働くことで
生き延びてきたのですが、

安全な現代では、命を守るネガティブ思考ではなく、
ただただ、落ち込むネガティブに陥りやすい。

認知症である、ふくちゃんは、超ネガティブ思考だった。
忘れていく不安。
被害妄想はじめ、最悪な妄想ばかり。

人間の理性がほとんどなくなり、
最後は、本能だけになっていくのかな。

良い記憶はないのに、悪い記憶はある。
良い人の事はわすれちゃうけど、嫌な人は憶えてる。

ネガティブが、
ポジティブを
圧倒している。

認知症だけじゃなくて、
自分自身、落ち込んだ時も、
これに近い事が起こっていた。

周りが大丈夫だといっても、

大丈夫じゃない!
絶対無理だ!

どうにもならない事をくよくよ考える・・・

と強硬ネガティブに陥る。


命を守る為のネガティブが、
場合によっては命を危険にさらす。

現状は、
どうにもならない事をくよくよ考える・・・は

しょうもない事を、よくよく考える・・・に。

少し、心の平和を取り戻しつつあります。

世間のやたらなポジティブ思考推しに、
ちょっと嫌気がさしていた私としては、

ネガティブが人間の基準なのだという事実は、
とてもありがたい。

でも、
普段、漏れ伝わってくる情報は、
不安になったり、やりきれなかったり、
ネガティブになる情報が圧倒的に多い。

マスコミは、これを商売にしてると言っても
過言ではない。


自分が対処すべき(できる)ネガティブかどうか、
(自分自身のことかどうか)
それ以外のネガティブは、断捨離がいいかもね。

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