新しいnoteを開く。

思考回路

時々、
自分の事を誰も知らない、
自分の事を誰も気にも留めない、

そういう場所に行きたくなる。

かなり行き詰っている訳でもなくて、
取り立てて居心地が悪い訳でもない。

初めてそんな感覚になった時は、
中学3年の時だった。

家から通いやすい、同じくらいの学力の子が行く高校は、
同じ中学からたくさん行くのが想像できたので、
隣の市の遠い高校を第一希望にした。

今思うと、自分にとって、良い決断だった。

自分の事を誰も知らないって、心地いい。
噂は耳に入らないし、先入観もなく、
自分のキャラをどうしようかも自由だ。

と言っても、キャラは結局同じになるのだけど。


以前続けていたCOOKPADさんのブログが閉鎖し、
自分の書いてきた記事が全て無くなるのが嫌で、
慌ててアカウントを作り、
「note」という場所に保管した。


去年の9月にちょこっと設定を済ませた後、
数か月間放置したまま。

理由は簡単で、今はこっちのブログがメインだし、
自分の記事の保管が出来れば特に必要性もなかったから。

ご存じの通り(?)こちらのブログは
更新頻度、認知度、閲覧数共に地を這うような低さでして。
(宣伝してないので当たり前なのですが)

これでも、始めたからには、
いつもいつもブログに書くことを考えているのだけど、
途中まで書いて

こんなこと、どうでもいいな。書くまでもない。

このまま書いても、着地点が見えてこない

などど、下書きばかりが溜まってしまう現象に
陥っている現在。。。

放置しているnoteを、
リハビリ的に使ってみることにしたのです。

食べ物の話だけ。
短い文章で。
毎日更新。

自分でそう決めて、1月から始めました。
食べ物の短い話なら、毎日更新でも苦にならない。

そう思ったからです。

飽きる事なく、1か月程続けています。
我ながら、自分にいい条件を出したもんだ。

そして、
目に入ってくる他の方の記事。
タイトル、写真、

性別も、年代も、職業も様々で、
本当に、刺激になっています。

私が書きたかった事や、
思っていた事、考えていた事
が、誰かの手によって、
美しく完璧に綴られているのを目にするたび、
感動をせずにいられない。

世の中には、すごい才能が埋もれている、
というより、
みんなすごい才能を持っているのかもしれない。

現実にこの世界のどこかで誰かが創っているのに、
どこのだれか分からない。
会うこともない。
すれ違っても気が付かない。

noteで出会うものが、
まるで
”フィクションみたいなノンフィクションの世界”

(もちろん、小説・詩などフィクションも多数です)

私の記事を読んで純粋にイイと思ってくれたんじゃなくて、
自分の記事にもお返しのスキが欲しくて?とか
フォローとか、フォローバックしなきゃとか、
そういう、暗黙のルールを、知らな過ぎて。

書くこと読むこと以外に気をもむのが
想像できてしまい、楽しめない?

というのが、noteを中々始めなかった
もう一つの理由です。

誰もフォローしない。
本当に自分がスキだと思ったものにだけ
「スキ」する。
と、決めた。

ちょこふみ|note
作って、作って、作って食べて。 食べ物作ってる時が一番楽しい。  

こちらのブログは、もちろん
これからも私のメインであり続けます。
でも、noteは適当に書いているかというと、
そういう訳でもなくて、

文章を書くことは、お菓子作りと似ていて

いつでも、
その時の思いの丈を詰め込んでいるつもりです。

自分で、後で見返しても愛しい文章を
目指しています。
(↑ナルシスト?)

この、人里離れた一軒家に尋ねてきてくださる皆様
いつも本当にありがとうございます。

一緒に愛でて下さる方が、一人でもいてくれたら、
本当に幸せです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました