根本治療

思考回路

病院へ行く労力と時間はかなりのものだ。
でも、生きている限り、
それでも行かざるを得ない事も多々ある。

ちょっとした痛みなら、鎮痛剤を飲みながら
やり過ごし、3日経ち悪化するようなら
病院へ行くことが多い。
これはすぐに行かないとやばいな・・・
と言う場合は、もちろんすっ飛んでいく事もある。

徹底的に予防する。

2010~2012年。
欧州で生活をしていた頃。
子供たちは、10歳、8歳、6歳。

病院へ行くなと言う方が無理な年齢である。
はっきり言って、
英語の日常会話すら話せない私が、
子供を病院に連れて行けるわけがない。

渡航してすぐ、
子供たちに、これまでないくらい真剣に話をした。

「お母さんは、こっちの言葉が話せない。
だから、病院へ行くのはすごく難しい。
病気にならないように、
手洗いうがいをしっかりして、
気を付けてほしい。」

これは、本当に功を奏しまして。

この3年間、全く病院へ行くことが
ありませんでした。

もちろん、熱が出た事もあったけど、
幸い、家で安静にして、
消化の良いものを食べさせてればすぐに回復した。

コロナが流行して、マスク生活して
他の病気があまり流行らなくなったと
聞くけど、やっぱり予防って
一番効果的なんだな。と思う。

”簡単に病院へ行けない”

という緊張感も効果的だけど、
日本に戻ったら、一気に緊張が緩んでしまった。

膝がやばい!

2015~2017年。
南米で生活していた頃。

子供たちは成長して、
私はもれなく歳をとる。

40歳を過ぎ、太りやすくなった。
急な坂道の途中の家に住んでいたので、
太った体で登ったり下ったり。

知らない間に、膝を酷使していた。

だましだまし数か月やり過ごした。
腫れて痛くてどうしようもなくなり、
病院へいったら、たっぷり水が溜まっていた。

自力の治療。

水を抜いて、痛みが治まってやれやれ。

ドクターの指示で

「再発しないように、リハビリを受けてね」

と言われ、とある場所に。

小さな部屋には、簡易ベットと事務机。
同年代の女性トレーナーが一人。

そこで行われなのは、まぎれもなく

『筋トレ』

痛む場所の上側(太もも)の筋力が必要だと説明を受けた。
そして、太ももを鍛えるには腹筋も必要・・・

週に一度、一時間。
みっちり筋トレのメニューをこなす。
家でももちろん毎日やる。

慣れてきたら、足に重りを付ける。

密室でトレーナーと二人で
メニューをこなしていると、
アスリートにでもなったような気になって来る。

そんな生活は半年以上続いた。

他力の治療。

この、筋トレ生活で、
日本の治療との違いをひしひしと感じていた。

整形外科で、痛みに対する治療を受けた時
診察の後は、たいてい化学療法(って言うのかな?)

「微弱電流を流す」とか
「遠赤外線で温める」とか

とにかく医療機器に頼る治療しか
知らなかった。
自分は動かないで、じっとしてるだけ。

周りを見渡せば、
みんな一様に機器に繋がれて、
終わるのをじっと待っている。

自分の体なのに、
誰かに何かをしてもらう事しか頭にない。
生活を見なおして再発しないように
根本を考えているようには見えない。

痛みさえ取れれば。
喉元過ぎれば・・・な考え。

根本的な見直しが無ければ、
高確率で再発する訳で、
病院は安泰・・・?

根本的な事を考えてる南米の医者は
すごく良心的だったのかもしれない。
と思う。


諸悪の根源。

世間一般同様ですが。
この歳になってひしひしと感じるのは、
オットも私も、
太るのが一番良くない。

オットは、若いころから痩せる、太るを
かなり繰り返しているから、
ズボンのサイズが常に3サイズ位揃っている。
(たいてい同じデザインのを3サイズ取り揃えている)
   ↑お店かっ!?

太るとかなりの高血圧になるし、
イビキがものすごく酷くなる。

私は、2キロ太ると膝がやばくなる。
とにかく膝・・・。
たかが2キロ、されど2キロ。

太る原因、きっかけもよく分かっている。

「飲酒」

これに尽きる。
週に1度位しか飲まないけれど、
酔うといくらでも食べれてしまう。。。
もう、世の中あるあるですけれど。
だから、連続して飲酒なんてした日には、
2キロなんてすぐ更新してしまう。
最近は、ちょっと体重増えたな、と
食べる量を気を付けて動いても、
簡単に体重が減らなくなった。

30代の時は、40代になると云々・・・
40代の時は、50台になると云々・・・

なんてよく耳にするけど、
あながち間違ってないのね。

自分の体調をコントロールするって、
自分の体重をコントロールすること。

体重をコントロールできない時って、
たいてい大きなストレスがあったりする。

調子がいい時は、適量食べて適度に動くことが
苦にならない。

心と体は繋がっているとは、

まさに

心と体重はつながっている。

なのかもしれない・・・。

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