主婦歴
という言葉の正確な定義をご存じでしょうか？
正確には知らないけど、なんとなーく使われている
この主婦歴という言葉。
実は、ちゃんとした定義はないんですって！
ただ、
看護婦の”婦”は、女性を表すのに対し、
（現在は、看護師で統一されてます）
主婦の”婦”は、妻を表すことから、
例えば、独身やシンママで家事や育児を担っていても
”主婦”には含まれない。
よって、主婦歴も増えない。
かたや、ただ結婚生活を続けているだけで、
なんの能力も向上せず、スキルも持たないのに、
主婦歴だけが長くなるという謎のシステム、
それが、
主婦歴
これは、あくまで世間一般のイメージではありますが、
なんとも、時代錯誤でバカバカしい・・・。
主婦歴に見合う経歴。
ちょっと前に、図書館でレシピ本を物色していたら、
一冊の本が目に入った。
しみこむ
作り置き スガ
レシピ本なのに、表紙は真っ白で、タイトルのみ。
うるさい表紙ばかりのレシピ本コーナーで目を引いた。
作り置きのスペシャリストであるスガさんは、
- 会社員としてフルタイム勤務
- 料理家
- 子供ふたりの子育て
- 作り置きレシピサイトの運営
を、同時進行でひとりでされているのです。
（現在は、子供さんは独立されてます）
時間が限られた中で生まれた週末作り置きのレシピを
サイトや本で紹介しています。
そんなスガさんは、主婦歴２６年だそうですが、
私の主婦歴は２４年。
そんなに変わらないのに、この中身の違いよ・・・
まあ、このような方と自分を比べる事は
いくら何でもナンセンスというもの。
でも、
主婦歴24年の主婦は、世の中的に
どのくらいの事ができるイメージなのだろう？
自分自身が描いていた
主婦歴24年の主婦像
が、今の自分とあまりにもかけ離れているので
それにちょっと引いてます・・・
で。
あたし、何ができるの？
もっとこう・・・
部屋とか、気持ちとか、やるべき事とかの
整理整頓だったりとか、
長年のなんちゃらを生かした
揺るぎないスキルとか、適応能力だったりとか、
時間や、食材、お金のやりくりだったり、
色々と理想とは程遠いんだよな。
勤続24年で、これしか出来ないの？
って言われても何も言い返せないかも。
家事検定（架空）
あたしみたいに、主婦歴だけが無駄に長いけど、
なんも出来ない人と、
既婚未婚、男女、子供や仕事の有無に関係なく、
家事全般、主婦業の能力を見える化する検定とか
あったら分かりやすい。
それって、新たな使える資格として、
ビジネスに繋がるんじゃない？
検定と言っても、筆記だけじゃ能力は測れないから
実技と面接も必要だよね。
例えば。
アポなしで、いきなり訪問してきた面接官を
家に招き入れて
その時ある食材でご飯を振る舞い、
お茶を淹れて時事問題について語る。
なんてどう？
多分、それだけで主婦力は見抜ける気がする(笑)
いや、あたし多分無理だけども。
主婦歴24年の実力とは・・・
ずばり！
このどうしようもなく無駄な妄想。
たくさん風呂敷を広げたまま、片づけないで、
新しい風呂敷をまた手に入れてくる・・・
そう。
無駄な事をする力。
どうしようもなく無駄なこのブログを
ここまで読んだあなたにも、
無駄な事をする力が備わっている。
そしてこの春、
私は主婦歴25年目に突入する。
これからも、無駄を積み上げるだろう。
積み上げた無駄の上に立って見える景色は
一体どんな景色だろう？
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